第四回関東4thGSオフ使用構築 グラワタホウオウルンパ
第四回関東4thGSオフに参加してきました。
予選5勝2敗からの決勝トーナメント4勝0敗で優勝することができました。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
グラードン | 黒い鉄球 | 地震 | 岩雪崩 | 投げつける | 守る | 日照り |
ワタッコ | 気合の襷 | 草結び | 眠り粉 | アンコール | 守る | 葉緑素 |
ホウオウ | 食べ残し | 聖なる炎 | ブレイブバード | 身代わり | 守る | プレッシャー |
ルンパッパ | オボンの実 | 猫騙し | 草結び | 宿り木の種 | 守る | すいすい |
<構築概要>
ほとんどの一般枠に圧倒的に強い伝説であるホウオウを軸にした構築。
基本的にホウオウもしくはルンパッパで詰ませることを念頭に立ち回ります。
地震が非常に一貫している場合やディアルガ軸のトリル構築の場合はグラードンを大切に扱いますが基本的には死なない程度に雑に扱い相手を削ってもらうことが多いです。
グラードンは初手天候ポケモンの鉄球判断やホウオウで面倒なポケモンの削り、天候を晴れにして水技半減、雷の命中率を50%にすることでホウオウ、ルンパッパの動きやすい状況を作るのが仕事です。
ワタッコはホウオウが身代わりを残しやすくするための囮、アンコールでホウオウグラードンが動きやすい場を作成、2回以上動けるがアンコールも草結びも通らない場合に眠り粉を連打し場を荒らす、不利な状況を眠り粉でひっくり返すなどの役割を担います。
ルンパッパはグラードンに対してカイオーガを出された時のクッションやスカーフオーガを上から殴れるポケモンであり、クレセリア入りトリルや強化アイテムなしディアルガ、ギラティナなどの低火力ポケモンがいる構築に対しての詰め筋となります。
<個別解説>
・グラードン
意地っ張り
実数値:197-200-160-**-141-110
努力値:172-92-0-0-244-0
この構築の軸であるホウオウの苦手部分の多くを補ってくれるポケモン。
ホウオウを使う上で大きな弊害となるバンギラスに強い。
天候を晴れにすることによって水技の威力を半減、雷の命中率を50%にできる。
トリル下でディアルガより速く地震2発で落とせるため、ディアルガのみでトリックルームを貼ってくる構築に対してディアルガの動きに大きく制限をかけられる。
地面が一貫しやすいルールであり、カイオーガの容易な後出しを許さない。
以上の点が特に大きな役割です。
ワタッコを動きやすくするために初手で天候を取りたいためアイテムは鉄球。
また、鉄球投げつけるによりミュウツー、ラティオス、ギラティナ、クレセリアといった上から高火力でホウオウルンパッパを殴ってくるポケモンや処理に時間がかかるポケモンに大きな打点を持つことができます。
Sを最遅ではなく意地っ張り無振りの110としたのは、鉄球カイオーガはトリル下での制圧力を意識してほぼ全てが最遅で、上げるとしてもS実数値を1か2上げる程度であり、S110の同速が起こることはまずあり得ないので、初手でオーガ入りと対面したときに確実に相手のカイオーガの鉄球判断ができること、投げつけるをした後に確実にバンギグロスノオーを抜けることが理由です。
前者はオーガルンパ、クレセオーガと初手で対面したした時にその後のプランが立てやすくなるという非常に大きなメリットがあります。
タイプ一致で一貫性が高く倒したいポケモンに多く通る地震。
構築単位で非常に重い相手のホウオウに対する打点になる岩雪崩。
上述の通りの理由の投げつける。
大切にしたい場面があることやトリルターン稼ぎになる守る。
配分
182-110ミュウツーを投げつけるで最低乱数以外1発
C202眼鏡流星群を乱数上2つ切って耐え
A187メタグロスの大爆発を確定耐え
・ワタッコ
臆病
実数値:175-**-98-75-105-178
努力値:196-**-60-0-0-252
主にホウオウやグラードンを通すためのサポート役。
眠り粉やアンコールで場を荒らしグラードンを通したり、ホウオウのための起点作りをします。
気合の襷を持っているため2回は眠り粉の試行回数を稼げることが多く、アンコールで勝てる対戦も一定数あるため見た目の確率よりは仕事をしてくれることが多いです。
1回で当てないと勝てないという対戦もありますが当てればかなり有利になる場合が多いので75%という確率を考えれば割り切れる範囲だと思っています。
眠り粉の命中率は75%とはいえ相手からしたら放置できないポケモンなので、大事に扱うことで相手のターンを1ターン無駄にさせられ、ワタッコの横のポケモンが自由に動ける場面が作りやすいことが多いという場にいるだけで仕事をしてくれるポケモンです。
襷で耐えたポケモン落とす、カイオーガ、グラードン、バンギラスに対する削りとなる草結び。
不利対面を強引に突破するための眠り粉。
補助技や横のポケモンに通らない技に固定して展開をしやすくするアンコール。
猫騙しを防ぐ、トリルターン稼ぎの守る。
配分
A182メタグロスのコメットパンチ+バレットパンチ両方最高乱数以外耐え
最速
・ホウオウ
陽気
実数値:209-150-110-**-179-156
努力値:220-0-0-**-36-252
構築の軸。
基本的にこのポケモンで詰ませることを念頭に立ちまわっていきます。
一般枠の多くはホウオウの身代わりを割ることすら難しく、晴れ下ではC222カイオーガの満タン潮吹きが半分程度、濁流は3割も入りません。
また、先に身代わりを張れてしまえば、PPが少ない技であれば身代わり守るでPPを枯らすことも可能です。
タイプ一致であり、晴れの恩恵を受けられる聖なる炎。
同様に一致であり、一貫性が高いブレイブバード。
詰ませ性能を上げるための身代わり。
回復、PP枯らし、トリルターン稼ぎに役立ち、詰ませ性能を上げることができる守る。
配分
HP16n+1
C222カイオーガの吹雪を身代わりが耐え
最速
・ルンパッパ
穏やか
実数値:186-81-90-116-132-118
努力値:244-0-0-44-0-220
グラードンに対してカイオーガを出された際の引き先として採用。
また、火力のないポケモンが多い構築では宿り木で詰ませることも可能です。
特に、クレセオーガ入りのトリパに対しては宿り木を撒いて回復しながらサイクルを回していくので、非常に重要な役割を持ちます。
カイオーガ入りには無理をして晴れを取り戻そうとせず雨下で相手の上を取れることを利用して立ち回っていくことも多いです。
また、グラードンで相手のバンギラスを削りきれなかった場合、ルンパッパで打ち合うことになります。
ホウオウとの相性もよく、ホウオウを先に出しておき、裏からルンパを投げて猫身代わりをするといった立ち回りもできます。
バンギラスと打ち合うことが多いことや個人的に高く評価しているドサイドンを意識してSは準速の122ではなくスカーフカイオーガ抜きの118まで落とし、可能な限りHに振り物理耐久を上げました。
元々Hが低めでDが高めのポケモンなので特殊耐久もH175の場合より高くなっています。
ホウオウの補佐のための猫騙し。
カイオーガ、グラードン、バンギラス、パルキアのための草結び。
対トリパ、ディアルガ、バンギラス、ギラティナや場持ちをよくするための宿り木の種。
宿り木とのシナジー、トリルターン稼ぎのための守る。
配分
草結びで207-161カイオーガを90.5%で2発
A156ヌケニンのシザークロス乱数上2つ切って耐え
C222カイオーガの雷2耐え
C198ディアルガの龍波2耐え
雨下でスカーフカイオーガ抜き
<立ち回り>
基本的には構築概要のところに書いた通りです。
何で詰ませるかを考えて動かすのがいいと思います。
トリルディアルガの時のみ例外でグラードンを通す立ち回りが成功しやすいです。
相手に猫持ちがいる場合やグラードンへの打点が乏しいは基本的にワタッコを守りながらグラードンを動かします。
相手からするとワタッコは無視できない存在なので通ることが多いです。
初手ディアルガの場合はグラードンを捨て気味に、ミュウツーがいる場合はノオー交代吹雪を警戒していました。
また、投げつけるは打てば確実に落とせるもしくはトリルの可能性がほぼないという場面がくるまでは打たないほうがいいと思います。
対ディアドー
初手はドーブルに眠り粉を打ちながら地震。
トリルだった場合はグラードンを大事に、スカーフ眼鏡の場合はグラードンが生き残ってくれればかなり有利になりますが、C222眼鏡流星が乱数なので落ちた場合はホウオウで起点にしていきます。
唯一レベル1ドーブルだった場合は別で、トリル下で動きを止めなければいけないのでワタッコをルンパに交代しながら巻き込み地震をします。
後は地震2発でディアルガを処理して、オーガと相手のラスト1体を見てワタッコかホウオウをクッションにしてトリルを切らします。
対ギラドー
追い風ギラティナ+大爆発ドーブルが主流なのでそれに対しての立ち回りを書きます。
ワタッコが猫ダイブを耐えるので眠り粉地震から結び投げつけるをしてルンパ投げが安定です。
追い風をしてもワタッコを抜けないことが頭から抜ける人が一定数います。
猫追い風の場合は地震で襷まで行っているので草結びをドーブルに投げつけるをギラティナ、見切り追い風の場合はアンコールしながら地震連打します。
今まで見たことはありませんがダークホールを選んできた場合は眠り粉を当てるしかないです。
瞑想ギラティナだった場合はアンコールをして地震を当てた後に投げつけて終わりです。
対オーガルンパ
まずは天候で鉄球判断。
雨になった場合オーガ側に眠り粉をしながらルンパ交代。
晴れになった場合はワタッコを守りながらルンパ交代。
雨の場合も晴れの場合もルンパを投げて草2体を並べることで非常に動きやすくなります。
対クレセオーガ
同様に初手で鉄球判断。
基本的に対オーガルンパの立ち回りと同じですが天候が雨になった場合、裏にドサイドンがいる可能性があるのでルンパッパのHP管理を強く意識して立ち回ります。
対ノオツー
ラムの可能性が低いノオーに対して眠り粉をしながらミュウツーに鉄球投げつけるをして処理します。
基本的に通るのであとはルンパとホウオウを並べながらユキノオーを起点に身代わりを張りに行くことが多いです。
その他の並びに対しての動きで気になる点があればコメント欄かツイッターの方にリプをくれると助かります。
グラワタは名前は有名な構築な割に使用者が少なく立ち回りはあまり浸透していないように感じました。
かくいう自分もその部類で立ち回りを変えるだけで勝率が一気に化けました。
一度使ってみると新たな発見があるのではないかと思います。
前回参加した時はベスト8で終わってしまったので非常に嬉しいです。
予選試合数も多くガッツリ対戦でき、結果も残せてとても楽しいオフでした。
主催のptrstさん、スタッフのみなさん、参加者のみなさんありがとうございました。
K-off 使用構築
スーパーところてんブラザーズというチーム名で参加してきました。
予選3-1で1位抜けからの準決勝で負けてベスト4でした。
今までずっと使ってきたカバドリの面子で参加しました。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
カバルドン | 気合いの襷 | 地震 | 欠伸 | ステルスロック | 吹き飛ばし | 砂おこし |
ドリュウズ | 地面のジュエル | 地震 | 岩雪崩 | アイアンヘッド | 剣の舞 | 砂かき |
ラティオス | ラムの実 | 龍の波動 | めざめるパワー炎 | サイコショック | 瞑想 | 浮遊 |
ウルガモス | 虫のジュエル | 大文字 | 虫のさざめき | めざめるパワー氷 | 蝶の舞 | 炎の体 |
スイクン | カゴの実 | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | プレッシャー |
ボルトロス | 電気のジュエル | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 草結び | 挑発 | 悪戯心 |
<個別解説>
・カバルドン
腕白
215-133-168-**-103-74
この構築では初手にカバルドンを置くことがほとんどなので、ウルガモスやヒードランなどの控えめジュエル(拘り眼鏡)オーバーヒート、キングドラの拘り眼鏡ハイドロポンプ、スイクンの水ジュエル(瞑想)ハイドロポンプ、カイリューの舞ジュエル逆鱗、ナットレイの鉢巻パワーウィップで落ちてしまうことを避けるために気合いの襷で採用。
ローブシンに地震を1発入れられるかどうかは裏との兼ね合いを考えると非常に大事なのでできるだけ素早さをあげました。
ラムローブシンに対して2度目の欠伸を入れることができたり、マッハパンチで倒れない体力のときに地震で削るということも可能なのでローブシンを抜いている恩恵は非常に大きいです。
2ウェポンにしたときもありましたが欠伸がないと初手のラティオス、マンムーが非常につらくなってしまうため欠伸。
ラティオス、ドリュウズの火力補佐のためにステルスロック。
起点回避、定数ダメージ蓄積のための吹き飛ばし。
氷の牙もしくは岩雪崩1ウェポンだとボルトロスに打点を持ったとしてもボルトローブの並びに対してカバルドンに挑発を入れられた場合ローブシンに身代わりを残されて詰んでしまう、対ドリュウズが非常につらいため攻撃技は地震。
C177ボルトロスのめざめるパワー氷2耐え。
A182マンムーの氷柱針5耐え。
A161命の珠パルシェンの氷柱針を高乱数で耐え。
・ドリュウズ
陽気
185-175-93-**-85-154
舞った際の突破力を上げるため、舞っていないときに倒せる範囲を増やすために地面のジュエルで採用。
最大火力、命中安定の地震。
対ボルトロスやギャラドス、トルネロス、ステロをいれることができなかったときのカイリューを意識して岩雪崩。
対ラティオスなどの浮いている鋼等倍のポケモンやジュエルを消費せず突破したい相手がいる場合を意識してアイアンヘッド。
カバルドンが起点を作った時や有利対面になった時に打てる剣の舞。
キノガッサやローブシン、バンギグライ、カバドリミラーを意識して耐久振り。
耐久調整が直接活きる場面はそんなに多くありませんが、選出画面で選出を躊躇わないことや立ち回りの幅が広がることに意義があると思います。
207-142ローブシンを舞ジュエル地震で確定。
181-162ナットレイを舞ジュエル地震で確定。
舞アイアンヘッドで155-101ラティオス確定。
ステルスロック+砂ダメージ+岩雪崩で155-100ボルトロス確定。
183-116ガブリアスをカバルドンの地震+ドリュウズのジュエル地震で確定。
A110命の珠霊獣トルネロスの馬鹿力確定耐え。
A211珠鉄の拳ローブシンのマッハパンチ上3つ切って耐え。
A132グライオン、カバルドンの地震乱数上4つ切って耐え。
・ラティオス
臆病
167-**-101-173-133-171
キノガッサに比較的後だしが安定し、ボルトガッサハッサムのような並びを崩しやすいラムめざ炎。
カバルドンがキノガッサと対面しても基本的に1回は起点を回避でき、キノガッサ入りは強化アイテムなしのラティオスですら受けられないことが多いのでキノガッサ入りに対して非常に有利に対戦を進めることができます。
ボルトロスやラッキーの電磁波を1ターン防いでくれるのも大きい。
先制技への耐性をできるだけ高めることやラティオスの攻撃回数をできるだけ増やすために火力と素早さを可能な限り落として耐久を上げました。
この耐久に救われることも非常に多かったです。
対面構築系、起点構築系に対して流星群を打たなければいけないとき特攻が下がってしまい後ろのポケモンを倒すことができないので龍の波動。
スイクンと打ち合う、ラッキーを崩す、ローブシンへの打点ためにサイコショック。
ハッサムやナットレイ、ユキノオーなどへの打点となるめざめるパワー炎。
対スイクンやラッキー、晴れ、雨のための瞑想。
153-103キノガッサをサイコショックで確定。
175-100ハッサムをめざめるパワー炎で確定。
177-132オッカハッサムをステルスロック+晴れ瞑想めざめるパワー炎で確定。
C177ボルトロスのめざめるパワー氷を最高乱数2連以外耐え。
A200テクニシャンキノガッサの種マシンガン5発+マッハパンチ耐え。
C133拘り眼鏡キュウコンの晴れオーバーヒート+A150ハッサムのバレットパンチ耐え。
A161命の珠パルシェンの氷の礫+A200キノガッサのマッハパンチ+砂ダメージ最高乱数2連以外耐え。
A186カイリューの神速+A182マンムーの氷の礫耐え。
C161拘り眼鏡キングドラの雨波乗り高乱数2耐え。
・ウルガモス
臆病
161-**-85-187-125-167
パルガッサ、ガッサナンス、マンムーガッサ、クレセローブ、ユキノオー入りなどカバドリラティでめんどうな中速以下に有利がとりやすいポケモン。
スカーフバンギラスを舞ジュエルさざめき、耐久に振ったバンギラスやニョロトノをステロ+舞ジュエルさざめきで落とすこと、ランクルスやクレセリアなどの高耐久エスパー、スイクンを意識して虫のジュエル。
意地っ張りガブリアスや最速ランドロス、グライオンを抜くための臆病。
ノオートノグドラやナットトノグドラ、ノオースタン、ボルトロスがいないパルガッサは基本的にカバウルガ@1の選出になります。
倒せる範囲をできるだけ増やすためにCS全振り。
ローブシンへのダメージを考えて炎技は大文字。
倒したい範囲に最も通る虫のさざめき。
グライオンやガブリアス、カイリュー、ランドロスへの打点となるめざめるパワー氷。
・スイクン
控えめ
207-**-141-148-137-106
対雨やバンギローブ、バンドリ、ミラーで戦えるポケモン。
マンムートノグドラやキノガッサ入りでないカバドリミラーはこのポケモンで崩していきます。
雨やバンギローブと有利に打ち合えるようになるハイドロポンプ。
ハイドロポンプと合わせて範囲が広く瞑想後にキングドラ、ラティオスと打ち合える冷凍ビーム。
火力、耐久補佐のための瞑想。
選出した場合負担が多くなる場合が多いので回復できる眠る。
197-130ニョロトノをステロ+雨瞑想ハイドロポンプ2回で確定。
151-116キングドラをステロ+瞑想冷凍ビーム2回で確定。
+1冷凍ビーム+ステルスロック+砂ダメージ2回で159-131ラティオス確定。
C161拘り眼鏡キングドラの龍の波動最高乱数2連以外耐え。
ステルスロック+A182マンムーの地震2耐え。
・ボルトロス
155-**-90-177-100-179
レパルダス絡みの並び、ヤミラミ、ブルンゲルなどのマークが薄くなりやすい所謂害悪タイプの構築やポケモンへの対策、ドリュウズが選出できないときの飛行の一貫性を抑えるポケモンとして採用。
あまり雨に対して選出することはありませんが、対霊獣トルネロス入り雨で飛行の一貫を抑える、トルネトノグドラの選出を抑制するという意味でも非常に重要なポケモンです。
スイクン、ブルンゲルなどの構築全体で重めのポケモンを1発で落とすことのできる電気のジュエル。
対グライオン、ガブリアス、カイリューに打つめざめるパワー氷。
ガブリアス、カイリューのために選出することはほとんどありませんが上記の構築の取り巻きにいた場合を想定しています。
バンギグライヌオー、マンムートノグドラに対する草結び。
この構築では草結びがないとバンギグライヌオーで詰んでしまうので必須だと思います。
起点回避、相手の積み技、トリックルームなどの展開を阻止するための挑発。
ジュエル10万ボルト+草結び2回で207-167バンギラス全て最低乱数以外1発。
<選出パターン>
・無天候
ボルトガッサカイリューハッサムやボルトパルローブ、ステロ+パルガッサのようなものに対しては基本的にカバドリラティまたはカバラティウルガで選出していきます。
ボルトロスがいる場合はほぼカバドリラティ、相手にキノガッサがいない場合はカバドリボルトのときもあります。
ステロ+パルガッサのような並びでボルトロスがいない場合はカバラティウルガ。
ステロを撒かれてもウルガモスが氷の礫とマッハパンチを半減でき、上から1発で倒せるのでガッサにラティを投げてラティが削れてウルガモスで上から全て倒すことができます。
ライコウローブに対してはカバドリラティ。
カバルドンでライコウに対して欠伸からステルスロックを撒き、壁を片方だけしか貼らせないようし、ローブシンをカバルドンで削り裏の圏内に入れます。
ライコウローブ選出の場合はラス1にウルガモスに対して強いポケモンを入れてくる場合が多く、そのポケモンは基本的にラティドリのどちらかに弱いので、起点にされることさえ防げば問題ないと思います。
これ以外の場合は柔軟に選出していくことになりますが、基本的には初手カバルドンから展開、何をしてくるのかわからないポケモンが複数いる場合ボルトロスを中心に選出していくことが多かったです。
・雨
基本的にカバラティウルガかカバラティスイクンのどちらかになります。
相手の構築にナットレイもしくはユキノオーがいる場合は即決でカバラティウルガ。
ボルトロスを見てトルネトノグドラ選出をしてくる人はまずいません。
ナットレイやユキノオーがウルガモス以外に不利をとらずボルトスイクンに有利をとれるポケモンなのでほぼ確実にナットトノグドラがでてきます。
立ち回りとしては初手ナットレイやユキノオーに対してカバルドンでステロを撒いてからウルガモスに交代、相手はこちらのボルトロススイクンラティオスを考慮してナットレイを残してニョロトノに交代するので、舞ジュエルさざめきでニョロトノを倒して天候をとるといった形になります。
ナットレイが構築に入っていないマンムートノグドラの場合はカバラティウルガもしくはカバラティスイクンの選択で、トノグドラ以外でカバドリを対策していそうな場合はカバラティウルガ。
ソーナンスキノガッサがいる場合は嵌め展開を狙ってくる場合が多いので初手カバルドンもしくはラティオスのカバラティウルガ選出。
最後の方はナット入りのトノグドラがほとんどだったこと、マンムートノグドラでは眼鏡ラティのカバドリラティに有利ではなく、マンムートノグドラでは結局裏込みでカバドリ対策する人が増えたので、こちらの選出はカバラティウルガがほとんどでした。
・砂
バンギガブ、バンギローブに対してはほとんどの場合カバドリラティ。
カバドリミラーは相手にキノガッサがいる場合はカバドリラティ、キノガッサがいない場合はカバドリスイクン。
カバドリラティ選出した場合はほぼ同速になりますが、カバドリスイクン選出の場合はステルスロック+瞑想冷凍ビームでラティオスを落として数的優位をとって押し切ります。
バンドリも同様。
バンギグライはヌオーがいた場合はカバボルト@1、それ以外の場合はカバドリ@1の選出が多いです。
ドリュウズが耐久を振ってるのでグライオンに対してアイアンヘッドの思考回数を稼ぎやすく無傷で舞えればグライオンにそれほど不利ではないので強引に潰しにいきます。
・霰
基本的にカバウルガ@1の選出。
残り1枠はノオーガブに対しては逆鱗の一貫を抑えるためにドリュウズを出すことがほとんどです。
ノオー入り対策をウルガモスにかなり頼っているため、ウルガモスに対する打点があるかどうか確認するまではユキノオーに対してはドリュウズを投げていきます。
ユキノオー入りはステルスロックが通ることが多いので、初手のカバルドンでステロを撒くのを優先します。
・受けループ
ラキムドーバンギグライヤドラン@1のような並びにはラティドリウルガ。
ラティオスで相手を削り特殊受けがラッキーのみの場合はウルガモス、バンギラスが出てきた場合ドリュウズで展開していきます。
バンギラスのスカーフが確定し、追い打ちで拘った場合はウルガモスで起点にしにいくことも。
カバドリラティを恐れてガッサグライバンギのような選出をしてきた場合は非常にウルガモスが刺さります。
この構築はドリュウズラティオスウルガモスボルトロススイクンとノーマークだと1匹で相手を全て持っていける可能性があるポケモンばかりで構成されているので、相手は選出段階で全てを意識せざるを得ず、選出が非常に見えやすい点が本当に使いやすかったです。
きつい構築もありましたが、構築段階でそのような並びに対する選出、立ち回りをしっかり練っておくことが大切だと思います。
そしてその机上論で非常に多くのことを考えられるということが5世代の面白さの1つだと思いました。
最後になりますが、K-offのスタッフおよび参加者のみなさんありがとうございました。
真皇杯ラスチャレ使用構築
お久しぶりです。
少しポケモンをやりたくなったので真皇杯のラストチャレンジに出てみました。
これからもどうなるかはわかりませんが今のところは不定期更新で続けて行きたいと思っています。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボルトロス | オボンの実 | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 草結び | 電磁波 | 悪戯心 |
キノガッサ | 気合いの襷 | マッハパンチ | 種マシンガン | 岩石封じ | キノコの胞子 | テクニシャン |
ゲンガー | ゲンガナイト | 祟り目 | 気合玉 | 催眠術 | 道連れ | 浮遊 |
クレッフィ | 食べ残し | イカサマ | 電磁波 | 威張る | 身代わり | 悪戯心 |
カバルドン | ゴツゴツメット | 地震 | ストーンエッジ | 欠伸 | 怠ける | 砂起こし |
ボーマンダ | ボーマンダナイト | 捨て身タックル | 毒毒 | 身代わり | 羽休め | 威嚇 |
・ボルトロス
図太い
184-**-132-145-101-135
麻痺を撒いてゲンガーの祟り目の火力補助や裏のポケモンが上から行動するためのサポートを行います。
電磁波はめんどうなポケモンへの誤魔化しとしても優秀ですね。
図太いボルトを初めて使いましたがクッション性能が非常に高く使いやすかったです。
居座って撃ち合いたい場面が多くあったので10万ボルト。
隙を見せたくないランドロスやガブリアス、ボーマンダに通るめざめるパワー氷。
構築単位で重いマンムー、カバルドンを削れる草結び。
キノガッサに対面で勝てる確率をあげるためにS135。
A182ガブリアスの逆鱗オボン込み2耐え。
A182鉢巻ガブリアスの逆鱗耐え。
A112マリルリの+6アクアジェット耐え。
・キノガッサ
陽気
135-182-100-**-81-134
構築の最後に入って来た補完枠。
ウルガモスに対面で勝て、クレセクチートに圧力をかけられる。
胞子から即ゲンガーに交代して祟り目を打つという立ち回りもできます。
岩石封じ後にライコウ、ゲッコウガ、メガボーマンダ、メガゲンガーを抜け、無補正最速キノガッサ抜きのスイクンやヒードランなどを上から叩ける陽気。
・ゲンガー
臆病
155-**-82-161-96-178
155-**-102-201-116-200
周りが撒いた状態異常を利用して相手を崩していきます。
周りが状態異常を撒いてゲンガーに交代して祟り目道連れで1:2交換を狙っていく動きが非常に強かったです。
ゴーストと合わせて非常に広い範囲を補完できマンムー、ヒードラン、バンギラス、ガルーラに打てる気合い玉。
ガルーラに対して道連れを押した後に気合玉を打てば不意打ちを打たれた場合は1:1交換、そうでない場合は突破することができます。
残りの技は特に欲しい技がなかったので負け試合をひっくり返す可能性がある催眠術。
A200ガブリアスの逆鱗最高乱数以外耐え。
ヘドロ爆弾で207-100マリルリを乱数上2つ切って確定。
・クレッフィ
穏やか
163-**-116-**-149-95
状態異常サポートのもう1匹。
火力がそれほど高くない特殊に繰り出して起点を作ったりこいつで詰ませにいったりもできます。
非常に優秀なタイプでこの構築で一貫している飛行・氷・ドラゴン・フェアリーを軒並み抑えてくれます。
A216メガボーマンダの地震乱数上2つ切って耐え。
C116スイクンの熱湯を身代わりが最高乱数切って耐え。
・カバルドン
腕白
215-133-162-**-114-68
ゴツゴツメットや砂を利用し相手を裏のメガ進化の圏内いれるのが狙い。
ガルーラ対面で確実に相打ちをとるための地震。
ボルトロスやファイアロー、ウルガモスに打て、ファイアローを1発で落とせるストーンエッジ。
起点回避や起点作りになる欠伸。
行動回数を増やすための怠ける。
毒毒がほしかったが技スペがなかった。
C177命の珠ボルトロスのめざめるパワー氷高乱数2耐え。
C222メガゲンガーのシャドーボール2耐え。
A200ガブリアスの逆鱗2耐え。
・ボーマンダ
陽気
201-156-101-**-105-162
201-166-151-**-115-184
ヤミラミやマリルリ、ファイアローがいる場合などゲンガーを出しにくい構築に対して出していくメガ進化。
1発で倒せるポケモンをできるだけ多くするための捨て身タックル。
スイクン、クレセリアなどの高耐久ポケモンに刺さる毒毒。
ヤミラミや威嚇を入れた物理との対面でうつ身代わり。
毒毒とのシナジーや反動ダメを回復するための羽休め。
比較的飛行が一貫している構築に対しての制圧力はすさまじかったです。
H振りはダメージ計算上では恩恵はあまり見えてきませんが実際の対戦では羽連打に余裕ができたり反動ダメ―ジを耐えるようになったりとかなり有用でした。
ジャローダやボルトロス、ライコウの上から動けるように陽気。
A197霊獣ランドロスの−1岩石封じを身代わりが確定耐え。
C222メガゲンガーのシャドーボールを乱数上2つ2連続以外2耐え。
175-85メガサーナイトを乱数上2つ切って確定。
157-194メガヤミラミを高乱数で2発。
改善点としては明らかにマンムーが重いところがありますね。
似たような構築を見たところ格闘の枠としてバシャーモが入っているのが見受けられ、この構築にもそのほうが合っていると思いました。
他にはゲンガーの催眠を鬼火に変更。
カバルドンの型も一考の余地があります。
負けた対戦も立ち回り次第ではどうにかなるものばかりだったのでしっかりと立ち回りや選出をパターン化するまで使うのが大事だと感じました。
グッドスタッフ
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ランドロス | 気合の襷 | 地震 | 岩雪崩 | 蜻蛉返り | 守る | 威嚇 |
ボルトロス | 電気のジュエル | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 電磁波 | 挑発 | 悪戯心 |
バンギラス | 拘り鉢巻 | 岩雪崩 | 噛み砕く | 炎のパンチ | 馬鹿力 | 砂起こし |
ハッサム | 飛行のジュエル | バレットパンチ | 虫食い | アクロバット | 守る | テクニシャン |
クレセリア | ラムの実 | サイコショック | 凍える風 | めざめるパワー炎 | 電磁波 | 浮遊 |
スイクン | カゴの実 | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | プレッシャー |
・ランドロス
陽気
165-197-110-**-100-157
安定の襷。
最速クレセリアやキングドラを抜けるように陽気。
・ボルトロス
臆病
175-**-91-156-100-179
相手のランドロスを抜けるように臆病、ラティオスを上から殴ることやレパルダスに対して上から挑発をうつために最速。
守るが欲しいと思う場面がありますが味方全体のサポートになる電磁波と相手の展開を阻止する挑発は切れません。
・バンギラス
陽気
175-187-131-*-120-124
初手で天候をとることやトリル下でハッサムやヒードランより先に動くことより非トリル下で先手をとりたい場合が多かったのでSを上げました。
ロトムやクレセリア、メタグロスを上から殴れる可能性をあげるために最速。
・ハッサム
意地っ張り
175-198-120-**-100-90
ズルズキンやローブシン、モロバレルを崩すためにジュエルアクロバット。
マンムーやユキノオー、トルネロスなどの構築単位で面倒なポケモンを上から殴れるのが優秀ですね。
・クレセリア
控えめ
218-**-141-132-151-120
電磁波凍える風でのサポート。
サイコショックで207-116ローブシンを2発。
凍える風後最速ボルトロス、トルネロス抜き。
・スイクン
控えめ
201-**-135-148-135-119
雨、ヒードラン、トリトドン、クレセリアに対して有利をとれ、ハッサムやローブシンとも殴りあえるポケモン。
相手を崩しやすくするために控えめハイドロポンプ。
ボルトラッキー
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボルトロス | 食べ残し | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 電磁波 | 身代わり | 悪戯心 |
キノガッサ | 毒毒玉 | 気合パンチ | マッハパンチ | キノコの胞子 | 身代わり | ポイズンヒール |
ラッキー | 進化の輝石 | 地球投げ | 小さくなる | 身代わり | 卵産み | 自然回復 |
メタグロス | こだわりスカーフ | アイアンヘッド | 思念の頭突き | トリック | 大爆発 | クリアボディ |
ウルガモス | 気合の襷 | 大文字 | 虫のさざめき | めざめるパワー氷 | 蝶の舞 | 炎の体 |
カイリュー | ドラゴンジュエル | 逆鱗 | 神速 | 地震 | 龍の舞 | マルチスケイル |
・ボルトロス
臆病
161-**-90-171-100-179
・キノガッサ
意地っ張り
137-199-100-**-80-122
・ラッキー
図太い
325-**-62-**-126-102
・メタグロス
陽気
155-**-187-150-111-134
・ウルガモス
臆病
161-**-85-187-125-167
・カイリュー
陽気
167-186-115-**-120-145
ボルトロス、メタグロスから展開することが多い。
グロスカイリューの相性補完が優秀。
ステロを撒いてこないカイリュー入りは死に出しからマルチスケイルを盾にカイリューが舞ってくる場合が多いので襷ウルガモスで倒せ数的有利を作りやすい。
ステロを撒いてくるタイプはボルトロスの身代わりやカイリューで先に舞い潰しに行く。