【BDSP】第50回伝説厨オフ使用構築【GS】
第50回伝説厨オフに参加してきました。
予選4勝2敗からの決勝トーナメント2回戦負けでベスト8でした。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ミュウツー | 拘り眼鏡 | サイコブレイク | 吹雪 | 波動弾 | シャドーボール | 緊張感 |
パルキア | ハバンの実 | 亜空切断 | 雷 | 大地の力 | トリックルーム | テレパシー |
カイオーガ | 拘りスカーフ | 潮吹き | 根源の波動 | ハイドロポンプ | 雷 | 雨降らし |
ユキノオー | 命の珠 | 吹雪 | 草結び | 氷の礫 | 守る | 雪降らし |
メタグロス | 不思議のプレート | コメットパンチ | バレットパンチ | 思念の頭突き | 守る | クリアボディ |
カポエラー | オボンの実 | 猫騙し | インファイト | ワイドガード | 手助け | 威嚇 |
<構築概要>
無振りパルキアをサイコブレイク1発で飛ばせる眼鏡ミュウツーと非常に技の通りがいいと感じた珠ユキノオーでガンガン攻めていく構築です。
ミュウツーを動かしやすくするためにカポエラー、珠ユキノオーを動かしやすくするためにトリックルームを採用したパルキアを採用。
軸は上記の4匹でミュウツーと共に上から殴り続ける展開を考えスカーフカイオーガ、カポミュウツーミラーを意識してメタグロスを採用して6匹が決まりました。
<個別解説>
ミュウツー
持ち物:拘り眼鏡
特性:緊張感
性格:控えめ
実数値:181-*-110-226-111-182
努力値:0-*-0-252-4-252
技構成:サイコブレイク/吹雪/波動弾/シャドーボール
サイコブレイクの火力に魅力を感じ採用。
火力面は珠では1発で落とせないポケモンが眼鏡ならちょうど落とせるようになること、耐久が絶妙で珠ダメージが痛いと判断したことから持ち物は拘り眼鏡に決定しました。
ただ机上論と違い火力を押し付けられる場面は多くなかったです。
さらに前に拘り持ちを出しているのにも関わらずミュウツーから裏に対して等倍で通る攻撃が非常に多かったのは構築の欠陥でした。
カポパルキアなどのトリル展開から開始してトリル後に裏から投げる動きの方が強かったかもしれません。
技構成は採用理由のサイコブレイク
2体を大きく削ることのできる吹雪
ディアルガ、バンギラスへの打点となる波動弾
ミュウツー、ラティオスへの打点となるシャドーボール
サイコブレイクで165-121パルキア、175-111カイオーガを乱数下3つ切って1発
シャドーボールで182-110ミュウツー、156-130ラティオスを確定1発
手助け波動弾で207-141ディアルガを確定1発
パルキア
持ち物:ハバンの実
特性:テレパシー
性格:控えめ
実数値:197-*-126-203-152-121
努力値:252-*-44-116-92-4
技構成:亜空切断/雷/大地の力/トリックルーム
珠ユキノオーを通すためのトリックルーム要因。
元々この枠はディアルガだったのですが、鋼がゴースト悪等倍になったことによりミュウツーとの縦の相性補完がなくなったこと、地面格闘弱点が厳しいと感じたことから地面格闘等倍で主に受け出したいカイオーガに対してより耐性が優秀なパルキアに変更。
カイオーガに受け出すことが非常に多かったのでこの変更は成功でした。
ハバンパルキアを2発以内で倒すことは非常に難しく、後発耐久振りパルキアのトリックルームの安定感は4世代と変わらず健在でした。
特性は初手に出した時に遅いことがバレないようにテレパシー。
無振り付近のディアルガが多いと想定したため、トリックルームを張らずとも上から削れるように素早さは無補正無振りとしました。
一致技は龍の波動の威力が85になり亜空切断の威力が100のままで威力が15違えば確定耐えが高乱数1発になるほどダメージが変わるため亜空切断。
カイオーガへの打点となる雷。
構築単位でディアルガへの打点が少ないと感じたため大地の力。
珠ユキノオーを通すためや素早さが負けている際の切り返しに使うトリックルーム。
大地の力で207-141ディアルガを高乱数2発(87.5%)
A156ゴウカザルのインファイト最高乱数2連続以外2耐え
C222眼鏡ディアルガの流星群確定耐え
カイオーガ
持ち物:拘りスカーフ
特性:雨降らし
性格:臆病
実数値:175-*-110-202-161-156
努力値:0-*-0-252-4-252
技構成:潮吹き/根源の波動/ハイドロポンプ/雷
ミュウツーと共に上から殴り続ける展開を想定して採用しましたが失敗。
ディアパルの最低どちらかは採用されていることがほとんど、またカポエラーより速い猫騙し持ちと組んでいることが多かったため通せるビジョンが見えず中々選出画面から出すことができませんでした。
また、ミュウツーカイオーガが一致技で共に拘ってしまった場合、ディアルガが非常に重くなるため出しにくさに拍車をかけていました。
ここまで書いていて気付きましたがカポミュウツーで出して初手の猫交換の際に後出しする、ミュウツーの攻撃を交代で受けてくるタイミングに合わせて交代出しをするなど意外と動かせるパターンはあったかもしれません。
4世代の頃から上手く使えなかったポケモンですがそろそろ上手く使えるようになりたいものです。
最大打点の潮吹き。
HPが削れた時に使用する根源の波動。
ワイドガード持ちの前でも水技を打てるようにハイドロポンプ。
カイオーガやパルキアへの打点を意識して雷。
ユキノオー
持ち物:命の珠
特性:雪降らし
性格:冷静
実数値:197-112-110-158-116-58
努力値:252-0-0-252-4-0
技構成:吹雪/草結び/氷の礫/守る
使用ポケモン一覧を見たときに真っ先にユキノオーの通りがいいと感じたので技を打ち分けられる上で最大火力となる命の珠で採用。
トリックルーム下で運用するのが最も強いと考えたため最遅。
技構成は採用理由の吹雪。
このルールでは威力120になりやすい草結び。
削り切れなかったポケモンを倒す氷の礫。
守るトリルのための守る。
メタグロス
持ち物:不思議のプレート
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
実数値:185-178-110-*-134-94
努力値:236-52-4-*-188-28
技構成:コメットパンチ/バレットパンチ/思念の頭突き/守る
最初この枠はミラー対策としてバンギラスを採用していましたがミラーでミュウツーに対して受けだすことを想定した場合、隣にカポエラーがいることを考えると受けだしが成立していないと考えたため、エスパー1/4、ドラゴン半減、氷半減、格闘等倍と替えが効かない耐性を持ち、カポエラー、ミュウツー共に打点を持てるメタグロスに変更。
また、カイオーガを死に出しされた際に潮吹き1発耐えるのも大きいです。
4世代に比べると大爆発の弱体化、コメットパンチの威力減少、ゴースト悪の抜群と絶対的な弱体化をしてしまいましたが、メタグロスの弱体化により炎技の所持率が落ちたため、結果的に動きやすくなり相対的には強化されたのではないかと感じました。
持ち物はカポエラーを1発、カイオーガを2発で倒せるように不思議のプレートにしました。
ミュウツー、ラティオス、トゲキッスへの打点となるコメットパンチ。
削り残しを倒すバレットパンチ。
ミラー意識での採用なのでカポエラーを1発、カイオーガを2発で倒すことができる思念の頭突き。
スカーフカイオーガに対して守りたい場面があると想定したため守る。
C222カイオーガのダブルダメー雨潮吹き耐え
プレート思念の頭突きで157-115カポエラーを確定1発、175-110カイオーガを高乱数2発(99.6%)
カポエラー
持ち物:オボンの実
特性:威嚇
性格:慎重
実数値:157-115-115-*-176-93
努力値:252-0-0-*-236-20
技構成:猫騙し/インファイト/ワイドガード/手助け
ミュウツーの補佐役として採用。
実際はカポエラーより速い猫騙しが多かったり、カイオーガは必ずと言っていいほどフェイント持ちと組んでいたのでどちらかというとパルキアのトリックルームの補佐役という側面が強かったです。
配分はいたちごっこのためのS20振り残りD。
サポートのための猫騙し。
一致技のインファイト。
カイオーガグラードンに対して強く出るためのワイドガード。
ミュウツー、ユキノオーの火力を上げるための手助け。
<雑感>
・スカーフオーガが非常に多い上に、フェイント持ちと組んでいてミュウツーを通すのが予想より難しかった
・カポディアルガの縦の並びが強くミュウツーのサイコブレイクの通りがいまいちだった
・パルキアでのトリックルームが安定して張れるため好感触だった
・直前で採用を決めたためトリル下のアタッカーとしてのメタグロスまで考察できなかった
・ミュウツーが拘っているのにミュウツーからの引き先がいなかったのは特に致命的な欠陥で特にディアルガを後出しされた時に動きが非常に窮屈になってしまった
・この構築のユキノオーはサイクルできる型の方が強かったかもしれない
・実戦でのディアルガが想像以上に強かった
・パルキアを採用する際にディアルガとの変更しか考えなかったが、カイオーガの採用理由が酷く曖昧だったのでカイオーガとパルキアの変更にしてミュウツーディアパルカポグロスノオーの6匹にするのがおそらくこの時点で辿り着き得る選択だった
・環境が存在しない新ルールとはいえ採用理由をはっきりと説明できないポケモンを構築に入れてはいけない